[PR] 住まい
他の旅行記は下記から

■「VOL1 中国(麗江)編」
■「VOL2 バリ編」

■「VOL3 NY編」

■「VOL4 ポルトガル編」


数年前、友人から中国の大理に行った時のビデオを見せてもらいました。お祭りだったらしく露天や出し物が映っていました。そのビデオの中で私が最も印象的だったのが、60代の女性と息子さんらし30代の親子が大きなピンクの扇を大きくゆらしながら踊っているシーンです。

後ろには数人が演奏しながらうたを歌っているのですが、踊っている親子の顔は心から幸せそうでした。そのシーンを見ながら、どうしたらこんなに幸せな顔になれるのだろう? いったいこの歌はどんな歌詞を歌っているのだろう?と、とても不思議に思い興味を惹かれたことを覚えています。

妹の主人(中国人)に歌の歌詞について聞いたところ、方言で分かりずらいが、ひとつだけ分かったとの事でした。それは「陽が昇り、すべてのものに降り注ぐ」という歌詞だそうです。私もその歌詞を聴いただけで、こころの底からうれしい気分になったものでした。


そんなことから、今まではあまり興味のなかった中国に行ってみたいと思うようになり、お誘いがあったことも
あって出かけることにしたんです。

向かった先は雲南省にある昆明や麗江。そうです、そこは私の興味をひくきっかけとなった大理がある場所。どうせ行くならあのビデオと同じ地域に行きたい!と思ったからです。そこで私が目にしてきたものは全てが私のイメージと同じで、どこか懐かしくゆったりとした時間の流れるとてもノスタルジックな場所で、とても素晴らしい旅になったのですが、今回はその旅行の中でも特に印象深かった麗江という場所についてお話したいと思います。


昆明から約600km、大理から約200kmの雲南省西北部、青蔵高原と雲貴高原の境界に位置す
る街です。正式には大研鎮といい、県政府が設置されていることから麗江県城とも称されています。 県内にはナシ族を中心に漢族、ペー族、イ族、リス族などの民族が住んでおり、総人口はおよそ32万に達するそうです。

自治県の総面積は7485.2平方キロですが、そのうち平地はわずか5%を占めるのみというから驚き。 県内には玉龍雪山、老君山の二大山脈と金沙江、瀾滄江の二大水系があります。
県城の標高は2300m。年間平均気温は6.6〜18.8℃と年間を通して過ごしやすい場所です。麗江は古くから歴代王朝の地方行政機関が置かれたところであり、また西南シルクロード(茶馬古道)の要衝地として栄えました。


麗江古城は麗江堤にあり、大研鎮とも呼ばれ、ナシ族の悠久の歴史をもつ古い都市です。

その古風で素朴な芸術風格と科学的な配置の 芸術と技術は世に名高くて、1986年12月に国務院の批准により、麗江は第2の国家の歴史文化名城となったそうです。
麗江古城は南寧に作られて、古城は麗江堤の中心に置かれ澄みきった玉泉の水は城壁の上から街の坑道を通って、多くの家々に流れている…。


市街の路面は麗江で生産した五花石が敷きつめられ、雨季は泥が無く、乾季は塵が無い…。城内には明清時代の石橋や石の鳥居がたくさんあり、古城は中心から四方に延び、大通りと路地は秩序よく並んでいる。民家はすべて瓦ぶきの家で、古香古色、中国の古い建築物ばかりです。麗江古城は城壁を築いていないことで有名で、麗江を代々統治していた木氏が城壁を築けば「木」の字に枠を加えると「困」の字になるのを嫌ったためだと言われています。












トンパ文字は納西(ナシ)族の間で約1,000年も前から使われている世界でたった一つの生きている「象形文字」です。
写真のおじいさんは日本語の名前をこのトンパ文字にしてくれます。とても絵文字に近いため、一目見ただけで文字の推測ができるかもしれませんね。最近では日本でも、このトンパ文字を使った手紙などを作れる
ホームページなどが存在していて、多くの人が利用しているそうです。

撮影してきたビデオから編集した画像です。見にくくてすみません、ここがなんだか分かりますか?市場の中にあったあるお店なのですが、実はここ日本でいう薬局なんです。仕事柄の興味もあり中を拝見してきました(笑)。漢方を中心に自然の力で身体を元の状態に戻すお薬がたくさん並んでいましたよ。

ここに住んでいる人たちの時間の流れは、緩やかでおおらかで、玉龍雪山からの水をたたえる湖のよう でした。食べるものはもちろん、着るものも民族の伝統を受け継ぎ暮らしている姿に私は 「足るを知る」という言葉が頭をよぎりました。

一日中豆を食べながらお話をしたり、日の光や自然な風のみで食肉を干す人、石炭の量り売りをして生活する人など様々な人々に出会ったのですが、一つ共通した部分がありました。それは誰にも無理がない、ということです。「何かをしなければいけない」「幸せにならなくてはいけない」など無理やり頑張って生きていないということです。ごく自然に。普通に暮らしているその姿が誰にも共通する部分だと私は感じました。

その自然さは、普段日本の価値観であれが欲しい、これが足りないと、日々あくせくしている私は、なんなんだろうと思うほどです。後進国と言われている国や地域に行った時いつも感じるのは、心の豊かさと、物の豊かさは必ずしも比例しない、ということです。


「陽は昇り、すべてのものに降り注ぐ」
この言葉で、今のままで幸せと感謝をし、少し無駄ずかいを減らし、仕事をがんばろうと反省しました。本当に良い旅でした。


空港で購入したこの写真集には、麗江古城の街並みや文化、そして人々が綴られていて、それぞれのシーンに日本語・中国語・英語での解説がそれぞれ付けられています。 これを見るだけでも麗江の雰囲気がとてもよく分かる私のオススメです。ご覧になりたい方は是非薬局でスタッフにお申し付けくださいね。









大理古城-1-
大理古城-2-
大理古城-3-
大理古城の街角
大理古城で出合ったにぎやか老女二人。
売れなくとも幸せらしい。
大理古城の店先の三人・何をする様子もなく時間が過ぎる。
それでいいんだと言う生き方を感じました。
大理のとても大きな薬局で薬剤師二人
自信に満ちた人たちでした。
麗江古城の一角・世界遺産。つくったのは木氏で
周りに塀がないのは、「困」とならないようにとのこと。
古城で物売り、積極的とはほど遠い。
麗江古城で馬に乗って写真をとって5メートルぐらい歩き5元。
白山村の様子・村人は時々、観光客を眺めてみたり、いつもどおりに暮らしている。
一緒に2,3日、時間をともにしてみたいと思いました。