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人間の健康を維持するために「運動」はとても密接な関係をもっています。人間の体は、働き活動することによってからだの各種機能が活発に作用し、行動力に満ちあふれた健康な生活を営むことができます。
しかし様々な技術革新によって機械化等が進み生活が楽になり、運動する機会が減少してきていますし、食生活が豊かになり飽食の時代だとも言われるようになってきた現代の社会環境の中、生活のバランスが悪いためにおこる生活習慣病が増え、それが社会問題となってきています。
逆に体をよく動かす人や、運動をよく行っている人は、死亡率、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗しょう症、結腸がんなどに罹ったり死亡が少ないなどの関連が認められていますし、今までのコラムで何度か触れてきた心の健康とも関連していることが分かっています。
お年寄りでも同様に、歩行などの日常生活における活動が、寝たきりの減少や寿命の延長に効果のあることが示されているのです。 今回のコラムでは、忙しい日々を送る日常の中で誰でもカンタンに取り組むことができ、頑張らなくても継続できる健康体操をご紹介するとともに、運動することの大切さを皆さまにお伝えしたいと思います。

食= 飲食
息= 呼吸
動= 体を動かす
想= 精神活動
上記の4つの項目は、生き方の自然法則です。この食・息・動・想のバランスを保つことで
健康を保つことができ、気持ちよく生きることができるといわれています。
それぞれの項目には、私たちが人間として生きる上でどれもが欠かすことのできない要素を
含んでおり、日常の中でこれらを常に認識しながら生きることは、
私たちの人生に人間本来の自然な姿と、楽しみ、安らぎを築き上げるための基本になると思います。
健康に生きるための基本となるこの4項目、そのバランスを保つ大まかなポイントを
あげてみましたので参考にしてみてください。
食(飲食)-歯の種類と数に注目ー
前歯(8)-野菜・犬歯(4)-肉・臼歯(16)-雑穀堅果類。これに比例させるように、肉食は1/7になります。
動物食過剰は不自然であり、植物食が自然です。
何でも自然食料理を工夫料理してよく噛んで食べると、次第に不自然なものを欲さなくなります。
息(呼吸)-腹式呼吸がよいー
夜床に入り寝る前に膝を立て手を下腹にあて、腹をへこませながら息を吐ききる。
吸う時は自然に充分吸う。吐く息を長くゆっくり。毎晩10回くらい練習する。1分間に2〜3回呼吸する。
動(体を動かす)-身体の中心(腰)を安定させる-
体の動かし方にも法則があります。運動の根本は身体の中心(腰)に重心を安定させてやることです。
そのためには上肢では手の小指側に下肢では足の親指側に力を入れるように動くと良いです。
靴などの外側が減っているのはその反対現象なので注意が必要です。
運動も体の組立が平均しないままでやるとかえって逆効果な場合もあります。
想(精神活動)-感謝を口にすることで運命は好転する-
人間は天地の恵みと親や人々の愛情に支えられて生きています。不平不満があるのは、この恵みに自分が気付くことができないからだとも言えます。常にこの恵まれていることに心を配り、探し求め気がついたらそのことを口に出して感謝しましょう。心は明るく嬉しくなり、行動も親切に、そして運命は好転します。運命は口から出す言葉の方向に進むという法則に従いましょう。

いつでも健康で気分よく幸福にくらすために 体を健康に保つための運動は何よりも
継続できることが一番。無理な運動は体にとっても悪影響を及ぼすことがあり、
長続きさせることも難しくなります。運動・体操と聞くと筋肉トレーニングなどの
激しい運動を連想しがちですが、頑張らなくてもできる楽な運動を継続して行いましょう。
そのポイントは2つ。一つは間接(特に首)を中心に体をほぐすような運動を行う。
2つめに曲がりやすい方、捻りやすい方など、体にとって楽な(気持ちのよい)方から運動を始める、です。
継続して行える運動の基本は全てにおいて楽(気持ちのよい)こと。
下で解説する基本運動はこの2つのポイントを満たした楽にできる健康体操です。今日からでも取り組めるとても楽な体操ですから、これを生涯を通して実践し、健康な生活を送りましょう。

-基本体操-
 まず始めに、足を腰の上幅だけ開き爪先を平行させてゆったりと腰を背骨を伸ばして直立します。
眼の正面の一点を見つめ、ゆっくりと静かに水平にあげます。
一息したらバサーっと両手を落としますが、よく考えながらやると
どちらか上げにくい方がある場合があります。その時はそちら側の足に体の重心をかけてやると
よく上がるようになります。これを3回〜5回繰り返しましょう。
次に@のように正面の一点を見つめ両足をピタリとつけてお尻をグッと後ろに引き、
膝と背骨をピンと真っ直ぐに伸ばし顎を引きます。
膝を直角になる程度高く上げ、足の裏が床に平につくように強くドンドン足踏み運動です。
このとき手は大きく振るようにします。これを20回〜50回繰り返しましょう。
続いて前屈運動ですが、まず@のように自然体で立ちます。静かに状態を前に倒して屈します。
頭も手もだらりと下げて無理をせずに、曲がるところまで状態を折りたたみます。
止まったところで一息つき体を起こすときはまず頭を先に起こしてから
体を起こすように心がけましょう。
次に今度は体を後ろにそらせます。前後屈伸共に止まった所で一息ついて休みます。
顔を上げてからおきると下腹に力が入るようになるはずです。
腰を前後に軽く加減して動かすと角度が大きくなり楽にできます。
無理をして苦しいのを我慢しながら大きくやろうとするのではなく、
回数につれて少しずつ自然に動く範囲を大きくしていきましょう。
次に状態を横に倒します。倒れる方に体重をかけるのではなく、反対の方に体重をかけるため、
腰を体を倒している方向と逆側にグーっと押してやるような感覚でやるようにします。
するとかかとが少し浮いてくるはずです。この運動も無理をせず行いましょう。
そして、もしどちらかやりにくい方があったら、反対のやりやすい方を強く1回〜2回余計にやるようにします。
 
次は体を横に捻る運動です。捻った方向に重心をかけるようにし、
反対の足のかかとは浮き上がるようにしましょう。逆に重心のかかる足は
内側が浮き上がらないようにピタリと足の平で床を踏むようにします。
これを左右交互に繰り返します。捻りやすい方向は多少強く捻りを加えてみましょう。
やりやすい方向は歪みを元に戻してくれます。反対にやりにくい方は、
無理をしないようにという警報信号がでている証拠です。
バックして正位置に戻すと捻りにくかった方もやりやすくなります。
ここが一般のやり方と違うところです。決して無理をせずに、
気持ちのいい方から運動を始めましょう。
最後に爪立ちして両手を上へ上げます。このとき体のバランスが不安定にならないように
しっかりと重心を保ちながら運動を行います。
この@〜Fの運動を朝夕2回ずつやるのが最も望ましいですが、
時間が取れない場合はB〜Dだけでも行うようにしましょう。
毎日繰り返していると年齢や性別によってスピードの差はあっても、必ず体が柔らかくなります。
この運動こそが、健康で幸せに生きるためのコツなのです。
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